令和2年9月4日、射水市議会が定例会を開催。議事は議案に対する質疑および代表質問が行われ、市長や部長から市政への取り組みと計画について説明があった。最初の代表質問では、自民党新政会の山崎晋次議員が、夏野元志市長に対し、任期が残り1年2か月となった市政の進め方について問うた。
特に、新型コロナウイルス感染症に関する対策が強調され、市長は、「緊急事態宣言の影響を受け、経済が厳しい状況にある」と指摘した。その中で、感染症と経済活動の両立を目指し、さまざまな支援策を講じていると説明した。市長は、インフルエンザワクチンの接種を無料化する施策を提案し、「国や県と連携し、医療機関の負担軽減を図っていく」と述べた。
次に、射水市の都市計画についての発表があり、長期的な視点で策定された都市計画マスタープランを基にしたまちづくりの方向性が示された。このプランは2020年度から2039年度に向け、持続可能な都市経営を目指すもので、特に人口減少に歯止めをかけるため、地域コミュニティの重要性が強調された。