射水市議会臨時会が行われた。議案や報告に関しての重要な討議が展開された。
本会議では、まず議長の石黒善隆氏が開会を宣言し、出席議員数が19名であることを報告した。議会の定足数が確認された後、議事日程が順次進められた。
日程第2で会期の決定が行われ、会期は本日1日のみと設定された。議員からは異議は挙がらず、これが確認された。続いて日程第3では、市長の夏野元志氏が提案理由の説明を行った。
説明では、大雪による影響が広範囲にわたったことが報告された。特に、除雪作業に必要な経費が不足しており、特別な措置が求められる状況であると述べた。この冬の大雪の影響で、経済的な負担を軽減する新型コロナウイルスワクチン接種の実施に伴う補正予算の提案も行われ、議案第1号が取り上げられた。予算の追加が22億8,070万7,000円となり、総額は583億8,029万8,000円に達する見込みである。
その後、全会一致で予算特別委員会の設置が承認され、次に議案第1号及び報告第1号が委員会に付託された。市議会の各委員長は、報告を通じて審査結果を発表し、全会一致での可決を報告した。特に、総務文教常任委員長の山崎晋次氏は、除雪に関わる経費補正として8億円の提案が承認されたことを強調した。
また、奈田安弘氏からは新型コロナ関連の給付金についての情報も提供され、ひとり親家庭への生活支援が速やかに支給される必要があるとの見解が示された。質疑応答や討論の時間は設けられず、即座に採決が行われ、提出された議案は件数に関わらずすべて承認された。
最後に、石黒議長が会議の閉会を宣言し、全ての案件が議了されたことが確認された。議会は円滑に進行し、市民の生活安定に向けた施策が堅実に推進されることが期待される。