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射水市議会、令和3年12月定例会で新年度予算編成方針を説明

射水市議会は定例会を開催し、予算編成方針や新型コロナ対策をテーマに議論。市長は厳しい財政状況を説明。
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射水市議会の令和3年12月定例会が開催され、合計22名の議員が出席する中、本日議題に上がったのは主に議案第64号から第81号までの質疑であり、続いて代表質問が行われる。

まず、議案に関する質疑はなく、質疑は早々に終結した。その後、代表質問が行われ、主に自民射水の会の瀧田孝吉氏及び自民議員会の津田信人氏の2名が発言を行った。

瀧田孝吉氏は、市民の負託を受けた22名の議員が参加していることを強調し、特に夏野市長の4選に対する祝意を表した。市長には人口減少対策や地域活性化、新型コロナウイルス感染症対策に関する施策について具体的な回答を期待する。

夏野市長は、今後の射水市の発展を見据えた取り組みとして、感染防止対策や地域経済回復に努めると述べ、引き続き市民と連携して取り組むことを強調した。特に、子育てや教育環境を充実させる一方で、デジタル化やカーボンニュートラルといった新しいテーマにも着目し、自然災害への対応も重要視している。

津田信人氏の質問に対し、市長は次年度の予算編成についても触れ、厳しい財政状況が続く中で新たな自主財源の確保や民間活力の活用が必要であると説明した。これを実現するため、慎重な事業レビューや優先順位づけを行い、無駄を省く必要性も指摘した。特に、財政健全化判断比率の改善に向けた取り組みが今後の重要な課題である。

また、今年度の除雪対策についても言及があり、事前の準備や情報共有を強化し、地域住民の協力も仰ぐ方針が示された。市民の日常生活や経済活動に影響を与えないように、公共交通の確保にも力を入れると述べた。特に、豪雪時の地域連携の重要性についても念を押した。

最後に、フットボールセンターの整備状況について市長が報告し、来年度の開業に向けた準備が順調に進んでいることを伝えた。市民が利用できる施設として周知も進めていることから、市街地への活性化が期待される。

議会開催日
議会名令和3年12月射水市議会定例会
議事録
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