令和4年11月28日、射水市議会臨時会が開かれた。この日は多くの議題が議論され、特に議案第53号及び第54号について重要な決議がなされた。
まず、開会にあたり、山崎晋次議長が新型コロナウイルス感染症対策を強調し、出席人数が20名であることを報告した。この臨時会では、議長や副議長、さらには委員会の構成変更についても重要な議題が上がった。
審議の中で、市長の提案により、議案第53号、令和4年度射水市一般会計補正予算(第4号)が提出された。夏野元志市長は、この補正予算により新型コロナウイルスワクチン接種に関する経費を含む、総額411億1,468万6,000円とする提案を行った。これには、オミクロン株対応のワクチン接種にかかる費用や小児向けワクチン接種が含まれ、高橋久和予算特別委員長からも全会一致での可決が報告された。
また、議案第54号は、地域経済牽引事業に関する条例の一部改正であり、富山県の地域未来投資促進計画に基づく改正内容が伝えられた。この議案も奈田安弘産業建設常任委員長の報告により全会一致で可決された。
さらに、山崎晋次議長が辞職願を提出し、副議長の高畑吉成君も辞職。議長選挙を行い、再び山崎議長が選出され、加治宏規君が副議長に選出された。双方の新たな任務に対し市議会は期待を寄せている。
最後に、夏野市長は市議の皆様に感謝の意を表し、今後の地方議会と市政発展への協力を呼びかけた。射水市議会は、地域の課題解決に向け、引き続き市の発展を志向した議会運営を行っていく方針である。