令和2年3月6日に行われた射水市議会の定例会では、さまざまなトピックが取り上げられた。
議題の一つは、フットボールセンターの進捗状況に関する質問であった。
加治宏規氏は、実施設計についての最新状況、財源の確保、企業のネーミングライツの導入について言及した。教育委員会事務局長の松長勝弘氏は、フットボールセンターの整備計画と財源確保への取り組みを説明した。特に補助金の申請や地方創生交付金の活用が重要な鍵として機能しているとの見解を示した。
次に、帆船海王丸の一般公開30周年および建造90周年の記念事業についても議論された。加治氏は、年間の入り込み数についての実績を挙げ、その推移や増加要因を尋ねた。産業経済部長の片岡幹夫氏は、入り込み数の増加が記念行事や環境整備の成果であることを強調した。
さらに、市内商店街の現状も議題に上がった。加治氏は、商店街店舗の数や入居率に関する状況を確認し、商店街の活性化に向けた施策について質問した。片岡幹夫氏は、統計調査に基づく詳細な回答を供給した。商店街の空き店舗の取り扱いや新規出店支援制度についても関心が持たれた。
一方、市営住宅や特定公共賃貸住宅に関する質問に対して、都市整備部長の津田泰宏氏は、入居率の現状と周知方法についての取り組みを語り、入居者募集の強化が急務であることを示唆した。
午後には、議題が遊ぼ~館の来館者数およびクロスベイ新湊に関する話題に移り、昨年の実績を踏まえた地域振興についても重要視した。
また、議論の中で、障害者に配慮した施設整備や、市内のパークゴルフ場の通年オープンについての質問もあり、教育長の長井忍氏は、学校での感染症対策や食育推進についての取り組みを述べた。
これら議題は、本市の将来に対する熱意と、市民生活への影響を強く意識した内容であった。