射水市議会臨時会が令和元年11月26日に開会され、重要な議案が審議された。
主な議題は、議案第84号の市名誉市民の推挙や、新たな議長と副議長の選挙等である。
先ず、夏野元志市長は議案第84号に関して提案理由を説明した。この議案は新潟県上越市の田中利之氏を名誉市民に推挙するもので、田中氏の消防施設への寄付や市政への貢献を述べて、市議会の同意を求めた。市長の説明後、特に質疑もなく、議案は総務文教常任委員会に付託された。
次に、議長の吉野省三氏が辞職願を提出し、全会一致で許可された。すぐに新しい議長の選挙が行われ、吉野氏が再び議長に推挙され、満場一致で当選が決まった。続いて、副議長の選挙が実施され、瀧田孝吉氏が当選した。
また、議会運営委員会の委員選任や、常任委員会の委員の所属変更も行われた。委員の改選では、各委員会の正副委員長が新たに選ばれ、議会の活動の活性化が目指された。さらに、市長からは追加議案として監査委員の選任が提案され、これも全員の賛成で承認された。監査委員には堀義治氏が選任された。
閉会前に、夏野市長より議案の可決に対する感謝が述べられ、これからの市政発展に向けた期待が表明された。また、退任した副議長の島正己氏の貢献に敬意が表された。本臨時会は、さまざまな側面で新たな組織体制の整備が進められ、射水市のさらなる発展に向けての重要なステップとなった。