令和3年12月14日、射水市議会定例会が開催され、一般質問や予算特別委員会の設置が議題に上がった。特に一般質問では、地域振興、福祉施策、デジタル化の推進など、さまざまなテーマに関して議員が質問を投げかけた。議長を務める山崎 晋次君は、出席議員数が22名であることを確認し、会議を開くことを宣告した。
最初の質問では、公明党の不後 昇君が全国的な災害における復旧支援について言及し、特に射水市が採用している重層的支援体制整備事業について質問した。この制度が長年抱える課題に対処できること、また、地域共生社会の実現が進むことを期待していると述べた。
その後、福祉保健部長の小見光子君は、射水市では包括的な相談支援体制を強化していることを説明し、関係機関との連携を深めながら適切な支援を行うための取り組みを進めていると回答した。
また、防災対策についても議論が活発化した。矢継ぎ早に安全対策、特に防災ベッドの導入案などが提起され、健全な暮らしを支えるための取り組みが重要であると指摘された。
教育問題については、デジタル格差解消の取り組みが話題にのぼった。特に高齢者を対象としたスマートフォン講習会の開催等、地域全体で教育格差を無くす必要性が訴えられた。