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那賀町議会、火災予防条例改正と新電力設立を可決

那賀町議会定例会で火災予防条例改正と新電力設立の補正予算が可決。地域医療の見直しも提案された。
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令和5年11月定例会議が、那賀町役場本庁舎で開催された。会議は午前10時に開会し、日程に従って次々に議題が進められた。まず、議会録署名議員の指名が行われ、静好洋氏と田村信幸氏が選ばれた。続いて、那賀町火災予防条例の一部改正と令和5年度一般会計補正予算の説明が行われた。

橋本浩志町長は、事業所の新電力へ350万円の出資を提案し、地元経済の循環を図る意義を強調した。町の出資は1,000万円中の350万円であり、新電力会社の設立意図も説明された。

補正予算の主な目的は、地域新電力会社の設立支援であり、実現すれば地域経済の活性化が期待される。また、ここで議案に対する質疑も行われ、野口穂議員から新電力会社の立地や町との連携について質問がなされた。葛木幸男総務課長は、上那賀地区での設立を予定していると回答した。

また、医療体制に関する提言も議題に上がり、久川治次郎議員が提案した。看護師不足による地域医療の危機を訴え、そのための対策として医療従事者の待遇改善を求める決議が採択された。この提言は、那賀町内の医療機関を維持するための重要な一歩と位置づけられ、全議員が賛同した。

会議の後半では、議長と副議長の辞職及び選挙についても話し合われた。連記かよ子議長が議長を辞職し、久川治次郎議員が新議長に当選。また、柏木岳議員が副議長に選任されるなど、役員の刷新が図られた。

このように、会議は複数の重要な議題を通じて地域の災害対策や医療体制の強化について多くの意見が交わされ、議会の重要性が再確認された。議長、町長ともに、今後の取り組みへの決意を新たにした。

議会開催日
議会名令和5年11月那賀町議会定例会議
議事録
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