令和元年12月4日、那賀町議会では町政への一般質問が行われ、町の重要課題が議論された。
冒頭、議会では四季美谷温泉の運営状況について、「合併以来19年間の損益は赤字が続き、累積赤字は約1億1,000万円」と静好洋議員が指摘。
「運営改善策を示さなければ、赤字は続く」と厳しい見解を示した。
町長の坂口博文氏は、「新たな指定管理者を検討し、経営改善に取り組む」と応じた。
また台風被害に関する質問では、台風19号の影響を受け、長野市での堤防決壊などの事例を挙げ、「内水対策が重要」と福永敏行議員が強調した。
防災課の河井伸夫課長は、那賀町も同様の危険性が指摘される中、堤防やダムの整備が進められていると説明。
さらに、小中学校のタブレット導入についての質問では田村信幸議員が現状を問うた。福多士郎教育次長は、「那賀町の学校では100%無線LAN整備が完了、教員のICT活用指導力を向上させるため、研修を行っている」と述べた。
議会では、道の駅わじきに関する問題も浮上した。連記かよ子議員は、「地域活性化の拠点であるが、管理者変更に伴う不安がある」と発言。これに対し、建設課の吉岡敏之課長が「新たな管理者の公募を行う」と回答した。
最後に、町長への要請として、柏木岳議員は「町として教育やスポーツ施策を強化し、地域の活性化につなげる方針が求められる」と強く訴えた。町長は、「教育の重要性を意識し、地域の期待に応えていく」と回答し、今後の取り組みに意欲を示した。
このような活発な議論を通じて、那賀町は今後の課題解決に向けた方針を確認しあった。