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那賀町議会、特殊勤務手当改正や補正予算を可決

那賀町議会定例会で、新型コロナ職員手当の改正や令和5年度補正予算が承認され、今後の医療体制に影響を与える。
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令和5年8月の那賀町議会定例会議が、那賀町役場本庁舎で開催された。この会議では、複数の重要な議案について審議が行われた。特に注目されたのは、「那賀町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正」と「令和5年度一般会計補正予算」である。

まず、橋本浩志町長が「特殊勤務手当の対象業務から新型コロナウイルス感染症に関連する項目を削除する」と述べ、条例改正の必要性を訴えた。 「現在、感染症の分類が見直される中で、職員の負担を軽減するためにも、現実に見合った形へと改正することが求められています。」と強調した。

次に、令和5年度那賀町一般会計補正予算の審議に移った。歳入歳出の額は追加され、合計114億945万3千円となる見通しが示された。葛木幸男総務課長が「参議院議員補欠選挙の経費や、梅雨による災害復旧費を中心に、必要な費用を計上しました」と説明した。

特に、災害関連経費として、約3億4,688万6千円が追加されることが決定した。この予算の一部は、これまで発生した林道の復旧工事に充てられる。林業振興課長の高岡栄作氏は、豪雨による林道の崩壊に関連した工事請負費について詳述し、「安全な交通路を確保するためにも迅速な復旧が求められます」と語った。

続いて、令和5年度那賀町国民健康保険診療所事業特別会計補正予算に関する議案も可決され、特に木頭診療所の医薬品提供体制といった陳述も行われた。堤貴昭へき地医療戦略室長は「オンライン服薬指導体制を整備し、地域住民が必要な医療を受けられるよう努めてまいります」と述べた。

今後は、議会及び住民への進捗状況の適切な説明が求められる。議員からは、法律遵守の重要性についての発言も多数あり、町長は「法律の範囲内で、住民の不便を解消するためしっかりと取り組む」と約束をした。

この定例会では、議会改革特別委員会の中間報告や議員派遣についても議論が交わされた。これにより、今後の那賀町の政策形成や地域医療体制の向上に向け、一層の協力が期待される。

議会開催日
議会名令和5年8月 那賀町議会定例会議
議事録
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