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那賀町定例会議、工事契約の締結など4議案が可決

令和2年2月定例会議で4つの議案を可決。耐震改修や財産処分などが議題に上る。
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令和2年2月13日、那賀町役場において、令和2年2月定例会議が開かれた。

会議では、工事請負契約を含む4件の議案が審議され、全ての議案が原案通り可決されたと報告されている。議案の中には、町道拝宮口線の改良工事に関わる契約の増額が含まれ、町長はその必要性を説明した。さらに、鷲敷中央公民館の耐震改修工事についても審議が行われ、新たに入札された結果をもとに契約が進められることになる。

この度の町長からの説明によると、鷲敷中央公民館の耐震及び大規模改修工事は、老朽化が著しいため、急務であるとのことだ。福多士郎教育次長が進行役として、工事の進捗状況も報告し、近くにある健康センターを代替施設としての利用を案内した。質疑応答では、男子トイレと女子トイレの改修状況について具体的な説明がなされ、男女ともに利用しやすいトイレ環境の整備が求められた。

さらに、那賀町の「のぎくの館」の管理者に関する議案の中でも意見が交わされた。町内外の社からの応募の結果、株式会社ケーブルテレビあなんが選ばれた。柏木岳議員は、管理者の法人としての存在を那賀町内におくことによる税収増加の可能性について言及した。坂口町長は、今後その件について具体的な協議を進める意向を示し、地方税収の向上を目指したいと述べた。

今日の会議では、また、鷲敷デイサービスセンターの財産処分についても議論された。契約先の社会福祉法人と合意が成立していたこともあり、順調に可決された。池田繁人保健医療福祉課長は、改修の計画を詳細に述べ、使用しやすい施設への向上を目指す方針を示した。

加えて、議会改革と人口問題に関する特別委員会の中間報告も行われ、議会の活性化や地域人口の動向についての研究が進められていると紹介された。柏木議員の報告によると、特に若年層に向けた政治教育の重要性が議題に上がり、今後の施策に生かしていく必要があるとの認識が共有された。

最終的に、全ての議案は賛成多数で可決され、坂口町長は議会に対し、今後の協議の重要性を強調し会議は締めくくられた。

議会開催日
議会名令和2年2月那賀町議会定例会議
議事録
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