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那賀町議会、補正予算6件を可決 - 保育所職員配置基準の改善意見書も採択

令和5年12月22日、那賀町議会の定例会議で6件の補正予算案が全て可決された。保育所職員配置基準の改善が求められる意見書も採択。
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令和5年12月22日、那賀町議会の定例会議では、6件の補正予算案が一括して審議され、全て原案通り可決された。

特に、議案第83号「令和5年度那賀町一般会計補正予算(第7号)」については、町内の公共交通の見直しが議題に上がった。

田村信幸総務文教常任委員長は、代替バス運行費の扱いを明らかにし、「今後の運用について地元への説明も必要」と意見を述べた。理事者側からは、木頭地区のスクールバスと木沢地区の大型バス運用を説明し、具体的な運行案を地域で回覧していることが示された。

また、消防施設に関する質疑でも議論が交わされた。田村議員は、解体や新築のスケジュールについて質問し、今後の対応を理事者に求めた。理事者は解体予定地の管理や新施設の設計を検討していると答えた。

それに加えて、保育所の職員配置基準改善を求める請願も議題となった。この請願は、過酷な労働環境に対する改善が求められる背景がある。参考人の意見聴取の中で、行政の責務としての保育ニーズへの対応が認識された。意見書提出に関し、「職員の処遇改善が少子化対策に繋がる」との見解が示され、全会一致で採択された。

さらには、議会改革特別委員会の中間報告も行われた。柏木岳議会改革特別委員長は「議会局への名称変更に伴う議会の改革の取り組み」を強調。議会と事務局職員の役割分担が見直されることが期待されると述べた。これにより今後、効率的な議会運営を目指し、政策立案型の議会への方向性が訴えられた。

講話の最後には、橋本浩志町長が新たな年を迎えるにあたり、議員や住民の健康に配慮した挨拶が行われ、議会は各議案の審議を終え、散会した。

議会開催日
議会名令和5年12月那賀町議会定例会議
議事録
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