令和2年11月30日、那賀町役場で臨時会議が開催された。
この会議では、令和2年度における給与条例の改正が主な議題に上がった。特に、職員、町長、議員に対する期末手当が引き下げられることが提案された。
坂口博文町長は、「人事院勧告や徳島県人事委員会勧告に基づき、期末勤勉手当を0.05月分引き下げる」と説明した。これにより、職員の給与関連の整備が図られる。
また、議案第96号として、会計年度任用職員に対する給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についても報告された。改正により、処遇が改悪されることを避けるため、翌年度からの効力発生を目指す内容が説明された。
議会改革調査特別委員会からは、意見交換を通じて「公共建築物における議会の意見が反映されていない事業執行を改善すべき」との報告があった。これにより、住民の意見を反映した計画の見直しが提唱されている。
人口問題調査特別委員会では、国会議員の中西参議院議員を迎えて意見交換を行った。人口減少に対し、「次年度の交付金の減少が懸念される」との意見が示された。
坂口町長は、今後の課題として「国勢調査の結果を注視して、次なる対応策を協議する」と述べ、さらなる議論を呼び掛けた。この結果、議案第93号から第96号までの4議案は全て可決された。