令和元年11月6日、那賀町議会において定例会議が行われた。
議題には、議長辞職や副議長の選挙、常任委員の選任が含まれ、議会の新体制が整えられる重要な会議となった。議長の古野司氏が辞職願を提出し、即座に許可されたのち、古野氏が議長に再選される運びとなった。
初めに、古野司氏は辞職を申し出た理由について特に説明は行わず、議会運営の透明性を重んじる姿勢を示した。副議長を務めていた山崎篤史氏も同日、辞職願を提出し、こちらも異議なく許可された。その後、両者の後任を選ぶために選挙が行われた。
議長の選挙では、古野氏が8票を獲得し、再び議長に就任することが確認された。古野氏は「議会運営を中立で公平に行う」と福永敏行議員に対して就任の挨拶を行った。議場には14名の議員が出席しており、全員が新体制の決定に賛同した。
副議長選挙では、山崎篤史氏が12票を集めて就任が決まり、今後の議会運営の推進に意欲を示した。これにより、那賀町議会は新たな議会運営委員を迎え入れる体制が整ったことになる。
続いて、新たに設置される常任委員の選任も行われた。静好洋氏や田村信幸氏などが指名され、その後の会議で委員長が互選されることが決定した。議会運営においては、今後も透明性を重視した運営が求められると述べられた。
坂口博文町長はこれに関連し、那賀町の地域振興に向けた施策の必要性を強調した。特に人口減少対策が急務であり、今後の方針については12月に提案する計画があるとのことだ。