令和元年9月26日、美波町議会の定例会が開催された。出席議員は全員出席し、議事は順調に進行した。
今回の会議では、平成30年度のさまざまな決算について審議が行われた。特に、公営企業会計決算の認定については、丸龍孝敏議員が委員長を務める総務産業建設常任委員会からの報告が重要なポイントとなった。水道事業の経営における課題として、老朽化した配水管の耐震化に向けた取り組みも取り上げられた。
また、一般会計補正予算においては、プレミアム付き商品券に関する補助金が4千万円計上された。これは、地域の商業振興を目的としており、消費喚起を促す施策である。
さらに、核兵器禁止条約に関する意見書採択を求める請願が議題となった。多くの議員から意見が出され、賛否両方意見が活発に交わされたが、最終的には不採択となった。
この日は、特に委員会での議論が重要視され、その中で意見書採択に対して否定的な意見が多数を占めた。議員定数削減を求める請願においても、議会が有効に機能しているかという反響があり、最終的には不採択の結果が出た。このように、議会内での意見の対立が浮き彫りになった瞬間であり、今後の町政に影響を与える結果となるだろう。
さらに、最後に出された請願については、監査委員に対する信用が問われる内容であった。視察研修を基にした請願が提出され、審議が続く中で、監査の方法や結果についての透明性が求められた。