令和元年11月11日に美波町にて、第1回臨時会が開催された。
全出席議員は12名で、議長は向山篤宏氏。議題は報告と契約議案の2件であった。
最初に、町長の影治信良氏は、台風の被害に見舞われた地域へのお見舞いを述べた。
その後、提案理由の説明を行った。「報告第10号」の専決処分についての説明では、契約金額の変更が発生した。
この変更は、上空課題や施工時の地中障害物によるもので、工事費が52,187,760円から53,627,400円に増加した。
さらに、専決処分の具体的な変更内容に触れ、工期や施工方法の調整が必要であったと指摘した。
同議会では、専決処分に対して北山朝彦議員が質疑を行った。
彼は、なぜ9月11日に専決処分がなされたのか、議会運営委員会での報告がなかった理由を問うた。
これに対し、政策推進課長岸本博志氏は、工期や事務手続きの関係から議論ができなかったと説明した。
次に、議案第59号として日和佐浦西線排水路の改修工事に関する請負契約が取り上げられた。
建設課長の鶴木敏夫氏は、施工方法としてオープンシールド工法を採用し、工事内容や年から続く老朽化の危険性を訴えた。
この工事では、金額が5,665万円で、提案された契約の承認を求めた。議会は1日限りの会期において、質問と討論を行い、賛成多数で議案を可決した。
最後に、閉会を迎え、多くの質問に対して適切に議論を重ねた。特に見積もり根拠を問いただす意見や、工事進行時の住民への影響を配慮する点などが強調された。