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新型コロナ対策含む予算案、令和3年度66億円に

美波町議会は令和3年度の一般会計予算を66億円として可決。新型コロナ対策が重要議題に。
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令和3年3月2日、美波町役場で令和3年第1回美波町議会定例会が開会した。全員の出席を得て行われた今回の議会では、32件の議案が審議される。特に新型コロナウイルス関連の議案と予算案が重要なテーマとして取り上げられた。

影治信良町長は、3月を迎え春の訪れを感じつつ、議員に対して慎重なご審議を呼びかけた。「昨年はコロナ禍により私たちの生活が一変したことを想起し、町民の皆様の感染防止行動への感謝を述べた」と町長は強調した。さらに町では3回にわたる補正予算を通じて、新型コロナウイルスの影響を受けた事業者への支援にも注力していることを明らかにした。

本定例会では、議案の一つとして新型コロナウイルスワクチン接種のための補正予算が審議された。この補正予算には、予防接種に関する業務委託費、器具や設備の改修費用が含まれている。健康増進課の井上明美課長は「ワクチンの数量が不透明であるため、接種体制に関する細部がまだ決まっていない」と述べ、今日の状況を踏まえた柔軟な対応を求めた。

自治体の財政状況についても議題になった。影治町長は、町の財政が国や県の補助金に依存している現状を語り、持続可能な運営に向けた必要性について力説した。具体的には、令和3年度の一般会計予算を66億円に設定し、旧由岐病院の解体費用が増加する旨を説明した。

また、地方創生事業の進捗についても話が及んだ。イベントや補助金を通じて町の魅力を発信し、地域経済の活性化を図る方針が示され、今後の活動への期待が寄せられている。構造改革の進展と地域課題解決策の実施についても、議員からの活発な意見が飛び交った。

次回の議会では、今回提出された議案の詳細な審議が進められる予定である。議員は一丸となって美波町の未来を見据えた意見を交わし、町政の発展に努めることが求められる。

議会開催日
議会名令和3年3月定例会(第1回)
議事録
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