令和4年3月3日、実施された美波町議会定例会が開会され、多岐にわたる議案が審議された。
本定例会では、令和4年度の一般会計を含む計27件の議案が提案され、特に補正予算や条例改正に対する関心が高まっている。この中で、影治信良町長と議員たちは、今後の町政運営における意見交換や質疑を行った。
影治町長は、議案提出に際して、町の予算に関する重要な情報を共有した。特に、令和3年度の補正予算議案第11号については、歳入歳出の総額が2億300万3000円の追加が計上され、総額が75億6843万2000円に達することが報告された。また、補正の主な内訳として、特別養護老人ホームの負担金や新型コロナウイルス対策関連の費用が挙げられた。
さらに、令和4年度の基準予算においては、一般会計が66億4000万円とされ、前年度よりも若干の増加が見込まれている。特に、国民健康保険事業特別会計予算では4.2%減の計上であり、より効率的な財政運営を目指す姿勢が見受けられた。