令和4年3月定例会にて、阿南市議会は重要な議案について審議を行った。
この中で、新型コロナウイルスにかかわるワクチン接種状況が紹介された。
表原立磨市長は、人口の20.7%にあたる14,895人が3回目接種を完了したと説明し、全国平均の17.3%を上回っていると強調した。
市内の医療機関での個別接種に加え、集団接種が進められる。
一方で、令和4年度の一般会計予算についても報告された。
予算規模は327億5,000万円で、前年より14億2,000万円の増加となる。
この中には、コロナ後を見据えた施策として自然体験提供事業が盛り込まれている。
予算編成は「市民と共に創る持続可能なまちづくり」をテーマに行われた。
また、議案の審議に関する部分では、令和2年度阿南市の歳入歳出決算認定が話題に上がった。
決算審査特別委員長の星加美保議員が報告し、各会計が認定される確認がなされた。
この中には、環境保全型農業支援や子育て応援給付金の支給事業についての質疑も含まれていた。
特に、6件の交付金が認定された点が評価されている。
市長は新年度の施策として、教育資源を生かした子ども向けのプログラムが強調開発されると述べ、引き続き教育資源の充実を掲げた。
また、特別定額給付金の支給対象外だった世帯への支援事業についても、調査を進めていることが明らかになった。
最後に、阿南市は今後も、新型コロナウイルス対策及び持続可能な施策に取り組んでいく方針を再確認した。