令和2年11月30日、阿南市議会第4回臨時会が開かれ、重要な議案が審議された。
提案内容には、特に給与条例の改正や補正予算が含まれ、地域の安全や市政運営に直結する内容が多かったと報告されています。
最初の議題として、阿南市特別職の給与に関する条例の一部改正が扱われました。
表原市長によると、この改正は、職員の不祥事を受けて特別職の給与を減額することを目的としているとのことです。
次に、阿南市職員の給与に関する条例等の一部改正も話題に上りました。
この改正は人事院勧告に基づき、一般職および特別職の期末手当の額の改定が求められているようです。
さらに、令和2年度阿南市一般会計補正予算(第9号)が提案されました。
新型コロナウイルス感染症およびインフルエンザの同時流行に備え、高齢者向けインフルエンザ定期予防接種の自己負担分を無料とするため、約7,440万円が追加される予定です。
これにより予算の総額は404億4,200万円となる見込みです。
この補正予算案について、文教厚生委員長の星加美保議員は、接種率が約49%であることに言及し、その進捗を確認しました。
さらに、特定の事案における損害賠償額の決定及び和解についての報告が続きました。
議会にてこれらの事案に関する報告が正式に行われました。
質疑応答の際は特に異議もなく、提出された議案は全て可決されたとのことです。
市長は議会に感謝の意を示し、今後も市政運営に尽力することを宣言しました。
この臨時会では、地域の現状に即した質の高い市政運営への期待が一層高まったようです。