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矢板市、第396回定例会議で4つの議案を全会一致で可決

矢板市の第396回定例会議で、4つの議案が全員一致で可決。市長は今後の施策についての考えを示す。
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令和6年6月13日、矢板市の第396回定例会議が開かれ、4つの議案と二つの陳情について審議が行われた。議会は全会一致で議案を可決し、引き続き活発な質疑が展開された。

初めに、議案第1号から第4号までの報告があり、各常任委員長が審査結果をまとめて発表した。小林勇治予算決算常任委員長は、令和6年度一般会計補正予算について説明し、歳入歳出に4億4,886万2,000円を追加計上し、予算総額を149億1,686万2,000円に補正することを報告した。

彼は、特に工事請負費の算出に専門的な知識が必要であることを強調し、業者からの見積もりについても適正に対応するべきであるとの方針を示した。この議案は全会一致で可決された。

次に神谷靖総務常任委員長は、議案第3号について報告した。これは地方税法等の改正に伴う条例の改正案であり、こちらもまた全会一致で可決に至った。

また、宮本莊山教育福祉産業常任委員長も議案第4号の報告を行った。矢板中学校の体育館長寿命化改修工事の契約締結についての提案があり、これも全員の賛成を受けて可決された。

議長の佐貫薫は、議案への質疑を呼びかけたが、質疑通告はなく、すぐに質疑は終結した。議案は採決にかけられ、全て原案のとおり可決された。

その後、陳情に関する報告が行われた。宮本莊山教育福祉産業常任委員長は、陳情第3号「現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める」について、賛成者が少数で不採択になったと報告した。さらに、陳情第4号「最低賃金法の改正と中小企業支援の拡充を求める」も同様に不採択となった。

最後に、森島武芳市長が議会の終了を宣言。市長はこれらの議案や陳情が市のためになるという観点から、今後も市政に反映させていく考えを示した。

また、市長は議員に対し、過酷な夏を迎えるにあたっての健康への配慮を呼びかけ、次回の会議への意欲を述べた。議会は午前10時33分に散会した。

議会開催日
議会名令和6年6月第396回定例会議
議事録
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