令和6年6月、矢板市議会第396回定例会が開催された。
出席議員14名のもと、議長の佐貫薫議員が会議を開会した。議事日程に基づき、様々な議題が取り上げられた。
まず、議長から会議録署名議員の指名が行われ、齋藤典子議員と関由紀夫議員が選ばれた。続いて、会期が決定され、6月13日までの14日間となることが報告された。さらに議会運営委員長の石井侑男議員が、335日間の会期を設定する旨の報告を行い、特に議会運営についての議論が行われた。
市長の森島武芳氏が議案について説明し、人口減少や少子高齢化に関する危機感を表明した。市長は「本市における課題を克服するため、様々な角度からの施策が必要である」と強調した。雇用と経済を最優先し、地域の活性化に尽力することが約束された。特に企業誘致や子供への教育支援が重要な施策として挙げられた。
補正予算は4件提案され、全体予算は149億1,686万2,000円に上るものとされている。この中には、社会福祉事業や教育施設整備に必要な経費が含まれ、国からの支出金増加も視野に入れている。
また、栃木県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙では、森島市長が指名推選により当選した。この選挙の内容も重要視され、議会での市長の役割が強調された。
会議は休会日を挟むことを決議し、有意義な議論が続くことが期待される。市民にとっても重要な施策が進行し、市政の透明性と合意形成が見込まれる。