令和6年5月16日に那須塩原市議会臨時会議が開催された。
今回の会議では、行政手続に関する条例と、災害弔慰金の支給に関する条例の改正が承認された。
議案第54号について、市長の渡辺美知太郎氏は、法律の改正に伴う条例の修正を説明した。
条例は、特定の個人を識別するための番号の利用等に関するもので、国の法律に合わせて施行日程を定めた。
益子丈弘議員からは、条例施行日について質問が挙がり、企画部長の磯真氏は国の法律の施行日に合わせていると説明した。
議案第55号では、災害弔慰金に関するもので、こちらも国の法律改正に基づく条項の修正が行われた。
本会議は、午後1時30分に開会し、全25名の議員が出席した。
また、議会運営委員会では、案件の審議方法が確認され、質疑は一問一答方式で行うことに決定された。
市長は挨拶の中で、明治の森・黒磯のリニューアルオープンに言及した。
この施設では食の発信基地としての役割を果たし、地域農業のPRが期待されている。
さらに、鉄道駅の周辺整備についても言及し、那須塩原駅の魅力向上に向けた取り組みの重要性を強調した。
市長は、「那須塩原の発展に向けて、みんなで頑張りたい」と述べた。
全ての議案は円滑に可決され、会議は午後1時44分に散会された。