令和5年3月30日、矢板市議会は第385回随時会議を開催した。
議長の今井勝巳氏が会議を開会し、出席議員14名で会議は成立した。各議案に対する提案理由説明が行われ、議案第1号と第2号の補正予算が審議された。
市長の齋藤淳一郎氏は、議案第1号である令和4年度矢板市一般会計補正予算について、約3億1,658万円の歳入歳出を追加計上する必要があると説明した。これは、城の湯温泉センター改修事業に係る地方創生拠点整備交付金の内示などに伴うものだ。
また、議案第2号では、令和5年度の一般会計補正予算が提案された。ここでは、1,631万円の歳入歳出が追加され、一般会計が151億931万1,000円に補正される見込みである。特に、新型コロナウイルスワクチン接種事業へも関連した予算が含まれている。
議案の審議において、質疑は特になかったため、質疑、討論の終結が宣言された。その後、両議案は電子表決システムで採決にかけられ、いずれも賛成多数で原案通り可決された。
議長は、議案が無事に通過したことに感謝の意を表した。最後に、齋藤市長が閉会の挨拶を行い、議会への協力を求めつつ会議は散会となった。午後10時45分、会議は終了した。