令和4年9月に開催された第380回定例会議において、諸般の報告や議案の説明が行われた。
会議では、出席議員15名のもと、齋藤淳一郎市長が議案の提案理由を説明。全体で25件の議案を確認し、特に補正予算や人事案件に関する内容が多く挙げられた。特に、補正予算はいずれも財政に影響を与え、多岐にわたる事業の経費が追加計上されている。
具体的には、議案第1号では一般会計の補正予算が提案され、歳入歳出にそれぞれ1億6,080万円が追加計上されることが説明された。市長は「歳出補正の内訳には、庁舎管理整備費や地域安全活動推進事業等が含まれている」と述べ、予算を144億2,850万円に補正する意義を訴えた。
続いて議案第21号から第23号について質疑、討論を省略し、採決が行われた。全ての議案において賛成の意が示され、原案通りの決定がなされる見込みである。
また、議会運営委員会からの報告があり、会議期間が本日から9月22日までの21日間であることも確認された。市長は、報告第1号として「健全化判断比率及び資金不足比率の報告」を重視し、適切な財政運営に向けた努力が必要であるとした。
休会に関する話もあり、9月3日及び4日は土日であるため休会とし、次の会議を9月5日に設定した。議長の今井勝巳氏は「今後の議論に向け、意義深い会議を進めていく」と述べた。
市への影響を及ぼす予算案や、重要な人事案件の審議は今後においても市民の関心が高まるとみられ、引き続き注目が集まる。