令和6年3月28日、矢板市議会で第395回随時会議が開かれた。
本会議では、議案と議員の辞職に関する重要な議題が審議された。
この日の議題は、会議録に署名する議員の指名から始まり、各議案の提案理由説明、議案第1号及び第2号の取り扱い、議員の辞職についてであった。
まず、議長の佐貫薫氏は会議録署名議員に、榊真衣子議員と高瀬由子議員を指名した。
続いて、齋藤淳一郎市長が登壇し、提出した補正予算に関する提案理由を説明した。
議案第1号は令和5年度の一般会計補正予算で、追加計上額は約4,302万2,000円であり、予算総額167億3,984万8,000円となる。
この補正は、地方交付税や市債の確定に基づくものであった。
必要な財源としては、地方交付税の追加と繰入金や市債の減額が含まれた。
議案第2号は、令和6年度の一般会計補正予算で、600万円の追加計上により予算総額144億6,800万円に補正する。
この理由も、県支出金や繰入金の追加、分担金の減額に基づく。
両議案とも議論の後、異議無く可決された。
その後、議長は議員の辞職に関する議題に移り、森島武芳議員の辞職願を朗読した。
森島議員は、一身上の都合により議員辞職を希望しており、異議なくこれが許可された。
会議の最後には、齋藤市長が任期最後の議会にあたるこの日を振り返った。
新型コロナ対策への感謝や多くの施策の成果、地域の活性化について強調した。
市長は、矢板市の基金総額が過去最高を更新したことを報告し、さらなる発展を目指す意気込みを表した。
本会議は、約37分で散会した。
議長からは、市民の理解と協力に感謝の意が示された。