第365回矢板市議会定例会が令和2年12月に開催された。
この会議では、会議録署名議員の指名や会期の決定が行なわれた。出席議員は15名で、全てが定足数に達していた。
また、議会運営委員長の宮本妙子氏が報告を行い、会期は本日から12月10日までの14日間と決定した。
市長の齋藤淳一郎氏が、当定例会に提出した議案の概要についても説明を行った。
提出議案は16件で、内訳は補正予算4件、条例の一部改正6件、条例の廃止2件、その他4件となっている。特に一般会計補正予算は歳入歳出それぞれ2億9,660万円を追加し、総額を181億2,430万円にする内容だ。
議案第5号では掲示物の閲覧性を向上させるため、掲示場を3か所から1か所に集約することが提案された。さらに、議案第6号および第7号は、令和2年の人事院勧告に基づく給与の改正に関するもので、全員賛成で可決された。
宮本妙子議員は、自らの議員報酬を減額するために議員案を提案し、その提案理由を説明した。議員案第1号も全会一致で可決され、議員間での合意が見られた。
さらに、議長の石井侑男氏は選挙管理委員及び補充員の選出についても議題に上げ、全議員の同意のもとで指名を行い、決定した。最終的に、次回の会議は11月30日午前10時から開かれる予定だ。
このように、定例会では市の重要な議案が審議され、健全な議会運営が行われていることが確認された。