令和2年3月、矢板市議会の第360回定例会が開催された。\n\n本会議では、出席議員16名により会議が成立し、議事日程に基づく議案が順次審議された。議長の石井侑男氏は、まず諸般の報告として、議会運営委員会が2月20日に開催された結果を報告した。\n\n続いて、齋藤淳一郎市長が、令和2年度の当初予算案など計29件の議案について提案理由を説明した。市長は、経済情勢が改善されているものの、税収の減少が見込まれる厳しい状況が続くことを強調。特に個人市民税や法人市民税の減少が懸念されていると述べた。\n\n市長は「矢板市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」に基づく施策を推進中とし、人口減少や高齢化に対応するため、様々な施策を展開していることを説明した。特に子育てや産業振興に関連する施策に力を入れており、学校給食や教材費の補助も行っている。\n\nまた、令和2年度の予算規模は233億7,560万円で、前年度比0.4%の増加を見込んでいる。一般会計は134億6,400万円に達する予定であり、特別会計においては介護保険特別会計などが含まれている。\n\n市長は、今後の市政運営について「持続可能なまちづくり」をテーマに、健康・医療の充実や地域社会の活性化を図る必要があるとし、全議案の慎重な審議をお願いした。\n\nその後、各議案に対する質疑と討論が行われ、議案第26号と第27号は質疑・討論省略の上で採決され、原案通り可決された。議長は、次回の本会議を3月3日に予定していることを告知し、本日の会議を散会した。
矢板市議会が令和2年度予算案を可決
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議会名 | 令和2年3月矢板市議会定例会(第360回) |
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