令和2年9月定例会が開会され、議事日程に基づき、各議案に対する提案理由説明などが行われた。
議長の石井侑男氏が進行を務め、会議録の署名議員には石塚政行議員と関由紀夫議員が選任された。続いて会期の決定が行われ、定例会の会期が9月24日までの21日間に設定された。
齋藤淳一郎市長は、提出された議案について説明を行った。今回の議案は29件で、内容には補正予算や条例制定、人事案件が含まれている。特に議案第1号では、令和2年度矢板市一般会計補正予算の増額が提案され、新型コロナウイルス感染症対応として、国の補正予算を活用し4億120万円の追加計上が行われる。
特に注目されたのは議案第26号から議案第28号までの人事案件で、いずれも同氏に対する再任が求められ、全員賛成で承認されたことだ。
宮本妙子議員は新型コロナウイルスの影響を受けた地方財政について、自らの議員案を説明。地方税財源の確保を求める意見書が議会で可決され、今後の施策に期待が寄せられた。この提案により、地域経済への影響が軽減されることが期待されている。
休会についても議論が交わされ、9月5日及び6日の土日を休会とする決定がなされるなど、議会の運営が滞りなく行われたことが報告された。次回の会議は9月7日午前10時より開かれる予定で、引き続き議会活動が続く。