令和元年5月17日、矢板市議会の臨時会が開かれ、新議長と副議長が選出された。新たに議長に就任した石井侑男議員は、議会の円滑運営と市政発展に向けて努力することを誓った。
選挙は投票方式で行われ、出席議員16名中石井議長が8票、宮本議員が7票を獲得し、議長に当選した。また、副議長選挙では、関由紀夫議員と佐貫薫議員が同票であり、くじ引きによって関議員が副議長に選出された。
市長の齋藤淳一郎氏は、今回の臨時会に提案された議案の概要を説明し、主な議案には平成30年度及び31年度の一般会計補正予算などが含まれる。特に、歳入歳出の減額や新元号に伴う条例整理についての説明が求められた。議案に対する質疑は行われず、討論の結果、全議案が賛成され、承認された。
さらに、製造業の振興や地域福利施策に関連する案件、そして常任委員や議会運営委員の選任も行われた。特に、常任委員会の設置を通じて議会の機能を強化することが確認された。議会運営委員会は、次回からの審議速度向上に向けて努力する姿勢が求められる。
閉会に際し、議長は参加議員と市の執行部に対して、今後の協力を求め、議会としての責任を全うすることを再認識した。また、副議長の関氏も、円滑な運営に努める意向を示した。