令和4年3月、第375回矢板市議会臨時会が開催された。
出席議員は15名で、会議は定足数に達していた。議長の今井勝巳氏が開会を宣言し、議事日程に従い進行した。まず、会議録署名議員として中里理香議員と関由紀夫議員が指名された。続いて、会期の決定についての議論に移った。
議会運営委員長の佐貫薫議員は、会期は本日1日のみとすることが報告され、出席議員全員の賛成により決定された。市長の齋藤淳一郎氏は、提案された議案について説明を行い、今回の臨時会では補正予算1件と条例の一部改正2件の計3件が議題となっていると述べた。
特に議案第1号では、令和3年度の一般会計補正予算として、歳入歳出にそれぞれ約1億165万円を追加計上する旨が説明された。これにより、補正後の予算総額は約159億2445万円に達する見込みである。
さらに、給与や旅費に関する条例の改正も提案され、国の勧告に準じた内容であることが強調された。
質疑や討論後、全議案は賛成多数で可決され、議員案第1号についても同様に進行した。これにより、議員の期末手当を削減する条例の一部改正が行われることとなった。
会議の終盤では、齋藤市長が議決への感謝を述べ、この都度の市政発展への協力をお願いした。議長の今井氏による閉会宣告を持って、会議は終了した。