第373回矢板市議会臨時会が開催された。今回の臨時会では、補正予算案が中心に議論される。
議長の今井勝巳氏は、会議を開会する際に出席議員が定足数に達していることを確認した。出席は15名、欠席はなく、事務局職員も出席している。
市長の齋藤淳一郎氏が報告の義務を果たし、議案に関して説明を行った。今回の議案、令和3年度矢板市一般会計補正予算(第12号)は、子どもへの臨時特別給付金に関連する経費が盛り込まれ、総額が153億4,510万円に増額される計画である。
議会運営委員長の佐貫薫氏が会期について説明。会議運営の結果、会期は1日と決定されたことが報告された。これに対し、議長が異議を問うたが、異議は出なかった。これにより、臨時会はその日限りでの運営が決定した。
質疑は行われなかったが、賛成者がいる動議が提起され、質疑と討論は終了した。全議員が賛成し、議案第1号は原案通り可決された。
市長は閉会の挨拶を行い、補正予算案の成立に感謝を述べた。また、市勢の発展に向けてのさらなる協力を呼びかけた。これを受けて、議長は臨時会の終了を宣告し、会は閉じられた。