令和5年5月18日、第387回矢板市議会随時会議が開催された。議題は議長選挙や常任委員の選任、議案の提案理由説明など多岐にわたった。
本会議では、まず仮議席の指定が行われた後、議長選挙へと進んだ。議長選挙に立候補したのは、宮本莊山議員と佐貫薫議員である。
宮本議員は議長立候補の所信表明を行い、議員の平等や責任感を重要視していると強調した。続いて、佐貫議員も所信を述べ、「市民の声に真摯に向き合い、議会改革を進める」と述べた。投票の結果、佐貫议員が議長に選出された。選挙では有効投票15票のうち、9票を獲得した。
次に、副議長選挙が行われ、石塚政行議員が8票を得て当選した。人事が整ったところで、各常任委員や委員会の設置に関する議論が続く。
常任委員の選任においては、榊真衣子議員、森島武芳議員、神谷靖議員などが総務常任委員に選任された。教育福祉産業常任委員には渡邉英子議員、齋藤典子議員が名を連ねた。
また、議会運営委員会の構成も決まり、全議員によって予算決算常任委員会が設立された。最終的に、提出された議案についての市長の提案理由説明が行われ、監査委員の選任同意に関する議案が採決された。全員賛成のもと、議案は承認された。
会議はすべての案件が終了し、最後に市長からの挨拶があり、新たな議会での市勢発展への意気込みが伝えられた。本会議において、市民の意見に耳を傾ける姿勢が濃厚に示された点が印象的である。