令和2年6月定例会が開催された。
本日は全ての議案が無事に可決される運びとなった。出席議員15名で構成され、委員長の報告が行われた。
まず、櫻井惠二総務厚生常任委員長が議案第1号から第3号、また第5号から第10号までの審査経過を報告した。議案第1号は新型コロナウイルスに関連する予算の補正で、歳入歳出両方にそれぞれ1億1,290万円を追加計上し、総額168億1,540万円に達した。また、議案第2号と第3号でも歳入歳出の追加計上が行われ、いずれも全会一致での可決に至った。
続いて、委員長は議案第5号と第7号に関する条例の一部改正が円滑に行われることを発表した。地方税法等の一部改正に伴い、それぞれの条例が整備され、いずれも全会一致で可決されている。
施行される補正予算も新型コロナウイルス対策に向けたものであり、各議員からはこの点に強い関心が示された。質疑応答の時間を設けられたが、特に意見は挙がらず、全ての議案は無事に原案通り承認された。
次の議題である陳情に関しても、櫻井委員長が報告した。陳情第6号は「日米地位協定の抜本的見直しを求める」ものであり、全会一致での採択が決定した。ただし、文化会館の再建を求める陳情は水害のリスクから不採択に至った。
最後に、宮本妙子議員が日米地位協定に関する意見書を提案し、これもまた全会一致で可決された。市長の齋藤淳一郎氏は、議会に提出した26件の議案全てが承認されたことに感謝の意を示した。今後の施行に対する意見にも真摯に向きあっていく姿勢が表明された。
定例会は無事に閉幕し、市長は議員の健康と今後の活躍を願う言葉で締めくくった。