令和5年12月7日に開催された第391回定例会議では、様々な議案が審議された。
会議は議長の佐貫薫氏のもと、議案第1号から第24号までが議題となり、予算決算常任委員会の小林勇治予算決算常任委員長から審査報告が行われた。彼は、歳入歳出にそれぞれ53,676万4,000円を追加計上する議案第1号を含む、総額165億の補正予算について説明した。
さらに、総務常任委員会の神谷靖総務常任委員長は、幅広い世代に対する様々な支援を目的とした矢板市泉きずな館の設置を含む議案第7号などの審査結果を報告した。すべての議案は、全会一致で可決された。
教育福祉産業常任委員会からは、宮本莊山教育福祉産業常任委員長が、特に高齢者支援のための泉常設型サロン設置に関する議案第8号について詳しい説明を行い、同様に全会一致で可決された。これにより、様々な施設の整備が進められることになる。
質疑において、森島武芳議員が議案第22号、城の湯やすらぎの里の指定管理者選定について非公募とされた理由について質問した。教育福祉産業常任委員長の宮本氏は、非公募の選定は運営形態が類似例がないためであり、今後の選定方法を見極める意図があると回答した。
追加議案としては、低所得世帯支援を目的とした令和5年度一般会計補正予算が提案され、その内容についても審議された。市長の齋藤淳一郎氏は、今回の議会で全ての議案が認められたことに感謝の意を表した。市長は、今後も議会の意見を尊重しながら市政を進めていく旨を強調した。