令和4年6月、第377回定例会議が開催された。
本会議では、3つの主要議案が一括審議された。議案第1号から議案第3号までの審査が行われ、全て原案通り可決された。
まず、議案第1号について、高瀬由子総務厚生常任委員長は、予算の補正を行うことを報告した。歳入歳出にそれぞれ1億9,980万円を追加計上し、予算総額を141億1,980万円に変更する内容だ。この原案は全会一致で可決された。
次に、議案第2号は実印に係る押印見直しに関する条例改正であり、議案第3号は地方税法等の一部改正を伴うもので、双方とも原案通り可決されている。全会議員が起立して賛成の意を示し、いずれの議案も良好な評価を受けた。
次に、常任委員会の閉会中の継続審査事件について、中里理香経済建設文教常任委員長が陳情第17号に関する報告を行った。この陳情は、矢板市乙畑地区との市境での崖崩れに関する対策についてである。しかし、所有者不明等の理由から不採択とされている。
続いて、市長の齋藤淳一郎氏が追加議案の提案理由を説明した。追加議案第1号の内容は、矢板市文化スポーツ複合施設の新築工事に関する契約締結であり、これに対して議員からの質疑も特にありませず、順調に進行した。
すべての審査が終了後、市長は議会の協力に感謝の意を表明し、今後の健康管理を促した。熱い季節に向かうにあたって、議員の活動に対する期待を述べ、会議は閉会となった。
このように、多くの案件が慎重に審査され、議会の円滑な運営が図られたのが印象的であった。議会の決定は今後の施行に寄与することが期待される。