令和3年12月に行われた矢板市議会の定例会が開催され、重要な議案が発表された。
第370回矢板市議会定例会は、午前10時30分に開会し、石塚政行議員や掛下法示議員など、15名の出席議員が確認された。
議長の今井勝巳氏が、会議の成立を宣言した後、諸般の報告が行われた。報告内容には、市長による損害賠償の件や監査委員からの定期監査結果などが含まれている。
市長の齋藤淳一郎氏が報告した内容では、議案の中に専決処分や補正予算が含まれることが強調された。今回の提案には、専決処分1件、補正予算4件、条例改正2件など、計9件の議案が提出されている。
特に、補正予算に関する議案は、多くの注目を集めている。議案第1号では、一般会計補正予算の追加が議論され、国からの交付金を活用した事業者支援策が適用されることが報告された。これにより、予算は140億1,620万円に達する見込みだ。
議案第2号に関しては、令和3年度の一般会計補正予算が提案され、歳入歳出において3億8,210万円の追加計上が求められている。市長は、これにより市の財政がより安定することを期待していると述べた。
又、議会運営委員長の佐貫薫氏によって会期が決定され、本定例会は12月9日までの14日間と定められた。議員たちは、提案された議案の内容をしっかりと審議し、投票を行う必要がある。
今後の会議での進展に期待が寄せられる中、議長は一時休会を提案した。
議会は、11月27日と28日は休会とし、29日午前10時に再度会議を開く予定である。市民に対して、定例会の進捗報告が行われることが望まれている。