令和元年9月定例会が開会した。
第358回矢板市議会定例会である本会議では、会議録署名議員の指名や会期の決定、議案に対する提案理由説明などが行われた。出席した議員は16名で、定足数に達し会議は成立した。
会期は本日から9月19日までの21日間と決定され、全議案についての審査が進められる。議長の石井侑男氏は、「この定例会の会期は、本日から9月19日までの21日間とすることに異議なし」と確認した。市長の齋藤淳一郎氏は、今回の提案理由について説明を行い、提出した議案は合計23件であると報告した。
議案の内訳には、補正予算5件、決算の認定8件、条例の制定2件、条例の一部改正3件、人事案件3件、その他2件が含まれる。特に議案第1号は、令和元年度の矢板市一般会計補正予算について4580万円の増額が提案され、歳出増の概要が説明された。また、民生費や土木費に関連する支出が追加計上されることにより、地域の福祉やインフラ整備へ資金が充てられる見込みである。
議案第19号から第21号までについては、人事に関する案件であり、質疑や討論を省略し、採決が行われた。すべての議案において賛成が得られ、原案どおり同意されることとなった。議長は、「議案第19号は原案のとおり同意することに決定いたしました」と述べた。
最後に、休会の確認があり、8月31日及び9月1日は休会となる。この後、9月2日の午前10時から再度本会議が開催される予定だ。議長より「本日はこれにて散会いたします」と宣言され、会議は終了した。