令和元年12月の矢板市議会定例会が開催された。
出席議員は16名であり、会議は成立したことを受け、議長の石井侑男氏が開会の挨拶を行った。
本定例会の会期は、11月29日から12月12日までの14日間とすることが決定した。議会運営委員長の和田安司氏は、会期について「慎重に審査した結果であり、議員各位のご協賛をお願いしたい」と述べた。
市長の齋藤淳一郎氏は提案理由説明を行い、16件の議案を提出した。この中に、台風19号の被害に対する補正予算や、条例の一部改正が含まれるという。具体的には、議案第1号では、歳入歳出にそれぞれ1億8,390万円を追加計上し、合計で149億9,650万円に補正した。
補正予算の詳細について、齋藤市長は「農林水産業や教育の災害復旧費を中心に、財源には県支出金や市債を活用した」と強調した。
また、齋藤市長は次回議会日程を案内し、12月3日午前10時から本会議を予定していることを発表した。
休会に入るにもかかわらず、議会運営についてはしっかりとした合意があったことが影響力を示したと言える。議長の「お疲れ様でした」との言葉で、会議は10時45分に散会された。