令和4年11月10日、矢板市の第382回随時会議が開催された。
本会議では2件の補正予算案が提案され、全会一致で可決される運びとなった。特に新型コロナウイルス関連の地方創生交付金に対する経費の追加が特徴である。
市長の齋藤淳一郎氏は、補正予算第6号として2024年度一般会計の追加予算を説明し、予算総額が146億8,110万円に補正されることを報告した。この中には農林水産業費や商工費の経費が含まれ、地域経済への支援が期待される。
次に、議案第2号として水道事業会計補正予算も審議された。営業収益の減少をカバーするため、収益的支出の増額を求めており、収益的収入総額が92,997,900円に調整される見込みである。
会議では、議員案の提案も行われた。櫻井惠二議員が議員定数を16人から15人に削減する案を説明した。これにより、次の統一地方選挙から新たな定数が適用される。
会議の最後に、齋藤市長は補正予算の可決に感謝を述べ、冬の寒さが増す中で健康への配慮を議員に呼びかけた。定足数を満たした本会議は、採決を経て無事に終了した。