令和元年9月19日、矢板市議会は第358回定例会を開催した。
この定例会では、さまざまな議案が一括して審議され、全て原案通り可決された。
特に、議案第1号の一般会計補正予算においては、歳入歳出それぞれ4億4,790万円を追加計上し、予算総額148億1,260万円に補正されることが決定した。
これにより、総務費、民生費、農林水産業費、商工費などに関連する経費の支出が大幅に増加する見込みだ。
また、経済建設文教常任委員会からは、議案第4号の公共下水道事業特別会計補正予算についても報告され、歳入歳出からそれぞれ642万7,000円を減額し、予算総額を7億3,997万3,000円にするとされた。
全ての議案は異議なく採決を行い、原案の通り可決された。
この議会では、議案の他にも常任委員会の閉会中の継続審査事件や申し出についても審議された。
経済建設文教常任委員長の藤田欽哉氏は、片岡二区行政区内の道路設置についての請願を審査し、結果として採択されたと報告したことも注目に値する。
さらに、塩谷広域行政組合議会議員の選出においては、今井勝巳議員からの指名により宮本妙子議員が選出されることとなった。
市長の齋藤淳一郎氏は、すべての議案について承認されたことに対し深い感謝の意を表し、今後も市政発展に向け努力すると述べた。