令和5年9月1日、矢板市議会は第390回定例会議を開催した。
本会議では、議長の佐貫薫氏が出席議員に対し会議の成立を宣言し、協議に進むことを告げた。議事日程は、会議録署名議員の指名、各議案への提案理由の説明、議案第18号及び議案第19号に関する審議となっている。
最初に行われた会議録署名議員の指名について、4番の齋藤典子議員と12番の小林勇治議員が選ばれた。また、議長は日程に従い市長に提案理由の説明を求めた。
市長の齋藤淳一郎氏は、今回の議案について補正予算5件、決算の認定7件、条例の制定1件、条例の一部改正4件、人事案件2件を含む計21件の議案を提出したことを報告した。特に、議案第1号の令和5年度矢板市一般会計補正予算では、歳入歳出両方において約4億4,000万円を追加し、予算総額を157億7,900万円に補正するという重要な内容が含まれている。市長は、歳出に関連する経費の詳細として、各事業や施策に必要となる資金の分配を図ることを強調した。
次の議題として、議案第18号と議案第19号が一括で審議されることとなり、委員会付託を省略する提案がなされ異議なく承認された。ここでは、教育委員会の宮本福徳氏の再任及び固定資産評価審査委員会委員の選任について話し合われた。議長は、これらの提案に対する質疑、討論を省略し、採決に入ることを提案。全ての議員が賛成し、議案は原案通り承認された。
会議はその後、9月2日及び3日を休会とすることが決定された。その後、議長は本日の会議の散会を宣言し、会議は午前10時58分に閉会となった。次回の本会議は、9月4日午前10時から開かれる予定である。