令和5年6月9日、第388回定例会議が開かれた。
この会議では、議事運営や今後の議案について重要な報告が行われ、出席した15名の議員が定足数に達したことが確認された。市長の齋藤淳一郎氏は、今回提出した26件の議案について詳細な説明を行った。
議案第1号について、齋藤市長は令和5年度矢板市一般会計補正予算(第3号)で1億9,058万1,000円の追加計上を提案し、予算総額が153億3,889万2,000円になるとのことだ。この補正には、民生費や衛生費、商工費、教育費など各分野での経費が含まれている。
さらに、齋藤市長は矢板市文化スポーツ複合施設設置及び管理条例の制定を提案し、市民の福祉増進や地域経済活性化を強調した。また、議案第3号では市税条例の一部改正に関する内容が取り上げられ、法に基づき必要な整備を図ることが目的とされている。
また、固定資産評価員の選任や人権擁護委員候補者の推薦に関する案件も含まれており、各議案の議決が求められている。議長の佐貫薫氏は、質疑や討論を省略し、迅速な採決を提案した。
このように、矢板市議会は重要な案件が多く存在し、今後の議事進行が注視されている。今回の会議は、6月22日まで続く連続した会議の一環であり、引き続き慎重な審議が求められる見込みだ。