令和5年3月20日、那須塩原市議会において定例会議が開かれ、多くの議案や陳情が審議された。
重要な議案として、那須塩原市における行政手続等の情報通信技術の利用に関する条例が新たに制定された。
この条例の制定により、市民はオンラインで申請が可能となる。
一般職の任期付職員の採用及び給与に関する特例条例の一部改正についても、全会一致で可決された。
また、様々な健康や福祉に関連する条例が審議され、健康づくりのための推進条例や国民健康保険税、介護保険の改正条例も承認された。
議案の中には、新型コロナウイルス対応や物価高騰への市の取り組みも含まれており、行政の対応が重要視されたことが印象的であった。
市長は、新たな支援策や施策の導入に向け、引き続き市民生活向上を目指す考えを示した。この点については、多くの議員が同意見を述べた。
一方で、損害賠償に関する案件も多く、地中障害物の発見による損害賠償の問題は、議会内でも大きな議論を呼んだ。
また、陳情においては、地域福祉計画や交通政策に対する市民からの要望が反映され、特にドアtoドア交通の導入を求める声が強かった。
議員たちはこれらの意見を真摯に受け止め、行政側への働きかけを強める姿勢を示した。
議会は本日、62件の議案を審議し、重要な決定を下した。この結果、那須塩原市の行財政運営において、今後の施策の重要性が再確認されたことは間違いない。議会終了後、参加した職員や議員に向けて、市長と副市長が感謝の意を述べ、議会の円滑な運営に貢献した職員に惜しみない称賛が送られた。