令和4年3月、那須塩原市議会で代表質問が行われ、市の新型コロナウイルス感染症対策について詳細が報告された。
新型コロナウイルスワクチンに関する政策の一環として、市長の渡辺美知太郎氏は、3回目のブースター接種が順調に進んでおり、現段階で65歳以上の高齢者枠の接種が行われていることを強調した。
現在、那須塩原市では、ワクチン接種が2月1日から開始され、既に高齢者への接種券が送付されている。
また、3月末までに接種が完了する見込みとなっている。
その中で、教員や保育士への接種も県の方針に従い、間接的に促進される方向であるという。
また、感染が急増する中で、市は自宅療養者への支援物資提供を行い、現在までに8件を提供したことが明らかにされた。また、今年度の市民向けPCR検査は、累計3,279件に達した。
次に、議会では高齢者福祉についても言及され、課題として敬老祝い金や記念品贈呈事業に関する見直しが求められたことも言及された。このプログラムは、従来の負担を抑え、より持続可能な福祉政策の実現を目指している。
さらに、地域包括ケアシステムの強化もテーマとなり、社会資源を有効活用するための取り組みが必要となることが指摘された。特に高齢者の自立した生活支援や地域住民の連携の重要性が強調された。
この会議では、今後高齢者福祉における支援体制の見直しと、地域全体での高齢者支援の取り組みの充実が必要とされている。