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裾野市議会、重要議案を一括審議し可決

裾野市の定例会で、地方公務員法改正や幼児教育無償化に関する重要議案が一括可決された。
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令和元年9月18日、裾野市議会は定例会を開催した。

本日の会議では、第61号議案から第76号議案までの多数の議案が審議された。

特に注目されたのは、第61号議案で、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律に基づく関係条例の整備に関するものである。

この議案については、岡本和枝議員が反対討論を行った。彼は、「非正規職員の合法化につながり、全体の非正規化を助長する」と述べている。

また、増田祐二議員は「制度の課題を解決するための重要な改正である」と賛成意見を表明した。

次に、第62号議案である裾野市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例も議論の焦点となった。

岡本議員はこの議案にも反対し、「フルタイム職員とパート職員の間の差別的な取り扱いを許容する可能性がある」と懸念を示した。

賛成の意見としては、議員たちは制度導入の必要性を認め、法律的な根拠を明確にすることの重要性が強調された。

続いて審議された第63号議案は幼児教育・保育の無償化に関連するもので、こちらも多くの議員が意見を交わした。岩井良枝議員はこの条例の改正には反対し、「無償化の内容には問題が多い」とコメントした。一方で、賛成の議員は「この整備条例が必要である」とその重要性を訴えた。

また、これらの議案に続いて、第72号議案から第76号議案に関してもそれぞれの委員会からの報告が行われ、全体的に賛成多数で可決される運びとなった。特に、第72号議案では岡本議員が修正動議を提出したが、否決され、原案のまま通過した。

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議会名裾野市議会定例会
議事録
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