令和6年度の函南町一般会計予算は、137億2,800万円と過去最大の額となる。
この中に、一般廃棄物処理施設の広域化に向けた調査と耐震性貯水槽の設置が含まれている。
災害対策として新たに取り組むべき点として、災害発生時の情報提供が重要である。特に、町民に対して迅速な情報提供を徹底する必要があり、避難所でのペットの受け入れ体制も今後の課題である。
ダイヤランド地区などではバスの運行停止による不便が報告されており、各方面からの声に耳を傾けることが求められる。丹那コミュニティバスは廃止され、現在の自主運行での便数減少に不安が広がっている。
さらに、ぬたタクやくわ里号の利用促進を図るための取組も課題である。
特に、駅以外の移動手段の提供が求められる中、住民が意見を言える場を設けることが重要とされている。
公共交通の確保においては、町が中心となり、地域住民と連携し、利用促進策を講じる必要がある。令和6年度予算案には、地域交通の改善に向けた支援が期待されている。
また、ペット避難の重要性が指摘され、シェルターなどの設置は考慮されるべきである。愛護団体との協力の必要性が強調され、避難所内でのペットとの同行避難支援策の策定が求められている。
町長が地域交通の課題解決に向けて前向きに取り組む姿勢が問われており、地域の特性を考慮した輸送サービス等も視野に入れて、町全体での連携を強化していくことが焦点とされる。