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裾野市議会、シェアサイクルや教育現場の熱中症対策を議論

裾野市議会の令和6年定例会では、シェアサイクルの実証実験や教育現場での熱中症対策、水道施設の災害対策について議論された。
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裾野市議会の令和6年定例会が開催され、地域の重要な課題が議論された。特に、シェアサイクルの実証実験や教育現場での熱中症対策、さらに水道についての議論が注目される。

まず、シェアサイクルについては、則武優貴議員が実証実験の成果と課題を質疑。産業振興部長の鈴木敬盛氏は、利用状況が思わしくないことを指摘し、改善策を検討中と述べた。特に、利用時間帯に関する具体的なデータが収集されており、平日と休日の違いも浮き彫りになっている。

次に、教育現場での熱中症対策について議論された。児童生徒や教職員の健康を守るため、エアコンの整備などが進展しているが、特別教室の高温多湿問題が依然として残る。この問題解決に向け、教育部長の勝又明彦氏が研修や家庭との連携強化を強調した。

そして、水道施設に関連する発言も注目を集めた。災害時に備えた水道の耐震性について問われた水道部長の石井敦氏は、管路の耐震性が向上していることを説明した。また、もし大規模災害が発生した場合の給水方法についても言及。市内各地の井戸や配水池で応急対応が可能であることを確認した。

さらに、人口減少に伴う水道事業の収益が減少している現状において、老朽管路や設備の管理が今後の重要な課題とされている。持続的な水道事業実現のため、ICT技術の活用や効率化が必須との見解も示され、注視されるべきである。

最後にAEDの運用についても議論が交わされた。市民体育館に設置されたAEDの利用状況が少ないことが印象的で、広報活動を通じて利用促進が求められる。市内では救急救命講習が行われており、市民の意識向上が切望されている。

議会開催日
議会名裾野市議会令和6年6月定例会
議事録
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