令和4年6月8日、裾野市議会が定例会を開催した。
この会議では、会期の決定や様々な議案が一括上程された。まず、議長の賀茂博美氏が「出席議員は定足数に達しております」と言明し、会期が16日間になることを報告した。
議会運営委員会の委員長、小林俊議員は、会期の内容を詳細に説明した。6月10日には市長提出議案の質疑や委員会付託を行うこと、13日から15日には予算決算委員会各分科会の開催を行うことを伝えた。最終日の23日には、常任委員会の審査報告を求め、討論及び採決が行われる予定である。
今回上程された議案は合計21件で、報告案件、承認案件、条例案件、補正予算案件などが含まれている。市長の村田悠氏は、「裾野市一般会計繰越明許費繰越計算書」や「企業版ふるさと納税地方創生特別会計繰越明許費」の報告を行い、3億7,505万円の繰越などについて説明した。
また、犯罪被害者等支援条例の改正についても言及があり、石井敦健康福祉部長は、見舞金の支給について具体的な金額を明らかにした。遺族には30万円、重傷病者には10万円を支給する内容である。
会議の終盤では、静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙が行われ、小長谷順二議員が最多得票となる結果が報告された。
このように、市のさまざまな課題に対する議論が進行しており、今後の対応が期待される状況となっている。