裾野市議会の令和4年12月定例会が13日に開かれ、複数の議案が審議された。
日程には79号から96号までの議案が並び、特に79号議案の郵便局指定に関する議論が活発であった。郵便局ではマイナンバーカードの更新業務を行うことになり、市民の利便性向上を図る狙いがある。総務委員会委員長の勝又利裕議員は、窓口分散による混雑緩和効果を説明した。
一方で、岡本和枝議員は地域の支所でも対応可能であると指摘し、郵便局指定の意義に疑問を呈した。また、個人情報保護に対するリスクにも触れ。安全性の確保を求める意見も出た。反対意見と賛成意見が交錯する中、最終的に議案は賛成多数で可決された。
次に確認された80号議案では、裾野市職員の高齢者部分休業に関する条例制定が承認され、人事課長による説明では高齢期職員の柔軟な働き方の確保が強調された。これに対する質問はなく、一致して可決された。